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Kickstarter

このバイク、最初からキックアームのホルダーとクアドラントシャフトのスプラインが崩壊していて、ドリルで穴を開け細いクサビ状のピンを打ち込むことでホルダーとシャフトが固定されていた(写真10時方向のあたり)。

LOCの帰りにキックしたところ、突然ピンが抜けてキックアームがスカスカになってしまった。

ざっと外観を見る限り、それなりにキチンと整備されているバイクなのに、なぜここだけこんなインチキ修理をしていたのかは謎。

もしかしたらキック関連のパーツが欠品で仕方なく、という修理なのかもしれない。

そもそもそんなにキックの圧縮抵抗が高いバイクではないので、スプラインが終了するほど負荷がかかるのだろうか? もしかしたら本来の状態よりも圧縮が抜けてるのかなぁ。
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タイミング側のカバーを外したところ。中の状態は良く、組み方も丁寧。
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カバー側。

クラッチのプッシュロッドの終端はカバー右側中央の小さな穴に収まるが、トラと違い直径3mmほどのベアリングボールが挟まる設計になっていた。プッシュロッドの抵抗と磨耗を防ぐためだろうか。
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by motorshack | 2011-09-19 16:02 | B40ES日記
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