Alternator

海外に注文していたルーカスのオルタネーターが届いたので連休に換装してみた。

取り付け前にステーターにローターを仮合わせしようと思ったら、ローターの外径がステーターの内径より一回り大きく入らない……

ネットで調べたところ、ルーカスのローターは時期によって直径70mmと74mmの2サイズあり、対応したステーターも前期の内径71mmと後期の75mmの2種類があるらしい(磁石と鉄芯のクリアランスはたぶん0.5mm?)。

エナジートランスファー用ならば全部同じだろうと微妙な品番違いで注文した僕が浅はかだった。しかしここまで深く突っ込んだ仕様になると、もはや誰にも聞くことが出来ないし、売っている連中も正直良くわかっていないと思う(品番の違いを指摘したときに「これでも大丈夫だよ!」とかメールに書いてたし)。まぁこれも勉強代ということで……

B40は後期型の74mmサイズが純正指定、僕の知る限り後期型のエナジートランスファー用ステーターはもうどこにも売っていない(一店だけトラカブ用と称してNOSを販売しているところを見つけたが、もうキッチリ裏を取るまで手を出さないつもり)。人の話では、ステーターの構造上、断線による完全終了以外は経年劣化しづらく、ローターは磁力の低下による経年劣化があるかも、とのこと。多少なりとも発電量の上がる可能性があるならばと、ローターだけでも換装することにした。

結果は良好。テスターでの計測値も電圧が上がり、体感的にもエンジンはよりかかりやすくなった。灯火類も明るくなった気がするし、ストップランプが点灯するレスポンスも良くなった(以前はペダルを踏んで0.5~1秒後に点灯というオカマ掘られても文句言えない状態)。

だが組み上げた直後の始動で、中回転域で謎の失火が発生。念のためコンタクトブレーカーのコンデンサーもあらかじめ用意しておいた新品に交換したが、それでも駄目。いくら頭をひねっても原因がさっぱり分からなかったが、ヤケクソでコンタクトブレーカーのプレートを遅角方向(BSAの場合トラとカムシャフトの回転方向が逆のため反時計回り)に回転させると何故か失火が収まった。

ローターを交換しただけで何故進角がズレたのかは謎。推論はふたつ。ひとつはローターに埋め込まれている磁石の位置が指定品番のローターと微妙に違い、発電タイミングがズレた(エナジートランスファーのガバナーのカムは極端に尖っており、点火タイミングが異常にシビアなことは間違いない)。ふたつめは元々ズレていたが、電圧・電流が強くなったことで進角のズレが露呈した。

正直ハッキリとした原因はわからないが、ガバナーのスプリングのヘタりを含め、いずれにせよ進角まわりは近々再チェックをしようと思う。

今回の作業で電装系はほぼリプレイスが完了した。始動性についてはこれがエナジートランスファー、オルタネーター点火のおそらく限界だろう。

写真は交換前の純正指定オルタネーター。品番はステーターがLU47173、ローターがLU554212006 (交換したローターは互換品のLU5420229)。
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by motorshack | 2012-01-10 17:51 | B40ES日記
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