カテゴリ:TR6C日記( 30 )

近況

あけましておめでとうございます。更新してなくてすいません。

TR6Cは無事に車検を通りました。結局交換したクランクケースに、職権打刻のプレートを貼ることになりましたが、これで次回以降は普通に継続手続きが出来るので安心です。

ということで年末の30日に恒例となりつつある、西伊豆のやぶ誠まで走り収めに行ってきた。

クラッチがやたら滑り始めたことと、オーバーホール後4000マイル走って終了間近のタイヤ以外は、大変調子が良かった。トラブル続きだった点火周りも、配線・パーツの見直しを繰り返したことで、なんとかボイヤーのままでも、安定して調子を取り戻せた気がする。

それとタイヤはもうTRIALS UNIVERSALやめます。K70に戻します。B40との相性は最高だけど、トラの車重では無理がありすぎた。春までにはクラッチと一緒に交換予定。

あと今回のツーリング中、何故か1度もギア抜けが発生しなかった。英国旧車の世界では自然治癒ぐらいあっても全然不思議ではないと思いますので、再度症状が発生しない限り、そっとして起こさず不問にしたいと思います。

以上。
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by motorshack | 2014-01-03 00:25 | TR6C日記

火花が飛ばない

お久しぶりです。

前回更新してから何も無かったわけじゃなく、ツーリングもトラブルもいっぱいあって、書くこともいっぱいあります。

特にツーリングは、5泊6日総走行距離2232km、有料道路は一切使わず、目的地が全長50Kmのロングダートという、ほとんど「ちょっと人格改造セミナー行って滝に打たれてきます」と同インパクトのツーリングをやった。実際似たようなもんでしたが。

こちらはあまりの行程の長さに、普段のツーレポとは違うまとめ方をしない収まらないので、もうちょい時間ください。

ということで、ちょっと時間は前後しますが、今回はツーリングから帰ってきてからのトラブルの話。

ある日、調子良く走っていたら突然イグニッションを切ったように突然のストール。最初はバッテリー絡みかな?と思ったけど、灯火類は全部点いたまま。

プラグを外してキックしてみると、両気等のプラグともまったく火花が飛ばない。

「こりゃボイヤーかコイルがパンクしたかな」

自分は未経験だったけど、まぁよく人から聞く話なので。

だとすれば路上でどうにかなる話ではないし、即レッカーを呼んでとりあえず自宅に運んでもらう。
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ここからが長かった。

まずは替わりのブラックボックスやコイルを周囲からお借りして動作チェック。まだ火花は飛ばない。新旧パーツをいろいろ組み合わせて試しても駄目。もちろんバッテリーは充電済み、ビンビンの状態です。

じゃローターの回転を検知するピックアップか? だがこれを替えても駄目。となると配線絡みか、めんどくさいな……。

その後アースやギボシ、断線箇所など配線もすべてチェックしたが、全部空振り。

何コレ? ここまで約1ヶ月近くかかっている。しかも極まれにだが、時々思い出したように力強く火花が飛ぶという、バイクの神様にからかわれているのではないかと本気で思ってしまう、泣きたくなるような状況。

「すべてボイヤーが悪い。あいつさえいなければすべて丸く収まる」と、ポイント点火に変更という方針転換も考えたが、未解決案件として迷宮入りさせるのも敗北感いっぱいで寝つきが悪い。

自分の力だけではどうにもお手上げと判断、電気の見える男、榎本氏に泣きついたところ、テスター片手に我が家に登場。慎重に配線をトレースした結果、「イグニッションスイッチの抵抗値が怪しい」とのご意見。ためしに直結したところ、見事プラグから火花が飛んだ!

どうもイグニッションスイッチ内部の接点が焼けて抵抗値が上昇(例の過充電が原因か?)、灯火類は問題なく点くけどボイヤーの最低作動電圧にはギリギリ足りていない、という状況だったっぽい(ちなみに過充電は、ツェナーダイオードからティンパニウムに交換することで現在対策済み)。

たぶん僕一人だったら、イグニッションスイッチにたどり着くまでパーツ交換でいくら散財したかわからない。本当にありがとうございました!>榎本さん

その後トラヴィスから栄光のルーカス製イグニッションスイッチとキーシリンダーを購入、換装。無事に解決、修理完了となった。

ただ冷静に考えると、作業コストほぼゼロで出来る直結を、なぜ思いつき実行しなかったのか。考えることを放棄して、もう打つ手は無いと早々に判断した自分が恥ずかしい。心の奥を掘り下げると、榎本さんに期待していたのは、「これはブラックボックスが運悪く連続でハズれたんでしょう。新しいの買えば全部解決しますよ」という一言だった気もする。

ということで今回は、自分の「諦めず徹底的に考える」レベルの低さも痛感した一件でした。
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by motorshack | 2013-10-05 15:42 | TR6C日記

ギア抜け

エンジンオイル交換のついでにフォークオイル、ギアオイルも交換。

僕の周囲で具合がいいと話題の国産オイルを初めて入れてみた。

自分の場合、フォークオイルは正直優秀さがそんなに体感出来なかったんだけど(もちろん悪くはなってないです)、ギアオイルは全然違った。

オイルの番手的には以前より固くなったので、タッチも硬め・渋めに変化するかと思いきや、全然そんなこともなく、カッチリかつスムーズな素晴らしい操作感に。

あとは修理直後から悩まされていたギア抜けがちょっと減った。

新しいオイルがセレクターカムプレートの動作に直接関与してギア抜けが減った、というよりギアボックスすべての動作の確度が向上、機械的に不安定な状態が減少した、ということだと思う。

あとギア抜けに関しては、周囲から「レストア直後はギア抜けが多発してたけど、いつのまにか無くなってた」的な報告をよく聞くんだけど、これもギアの噛み合いが慣らされて収まるところに収まったという、機械的な慣らし効果が徐々に発揮される現象と、トライアンフに乗り慣れてない人間が無意識のうちに「抜けないシフトチェンジ」を体得するという、人間側の慣らし効果が複合的に関与している気がする。

ちなみに1年ぶりに乗る自分は、どちらのケースにも当てはまっています。

ということで、もうちょい乗りながら様子を見てみます。
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by motorshack | 2013-06-19 22:00 | TR6C日記

DUNLOP TRIALS UNIVERSAL

B40と同じく、トラにもTRIALS UNIVERSALを履かせてみたけど、全然問題ない。

と、以前のエントリーで書いたけど、少々訂正。

訂正というか、確かに3~40キロ以下でまわるような低速コーナーなら、書いた通り全然問題ない。

でも5~60キロを超えるような速度域になると、進入のブレーキング時や旋回時のブロックのたわみ感が一気に上昇し、粘っこくて安心から、腰砕けで怖い、という感覚に変わる。

福島ツーリングで一緒に走った上原君によると、後ろを走っててもタイヤのたわみが見えるぐらいだったらしい。

まぁ、ゆっくり走れ、ということですかね。

とりあえずもうちょっとこのタイヤでがんばります。
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by motorshack | 2013-06-10 23:24 | TR6C日記

慣らし完了

修理完了後1000マイル走ったので、一応ここで慣らし完了とします(と言っても、慣らし後半はそれなりに回して高負荷運転してますけど)。

前回のエントリーからだいぶ間が空いちゃったけど、そのあいだ何もなかったわけではないです。細かい問題点が現れては消え、という感じなので、脊髄反射で「こんな現象が! どうしよう!」みたいに大騒ぎしても、翌日には「ごめん、勘違いだったかも。テヘ」みたいなエントリーの連続になりそうで、いちいち書かずにある程度まとまってから書こうと思ってました。馬鹿だと思われそうだし。

まぁでもこのブログは、そういう素人の一喜一憂を馬鹿丸出しで書くところがいいところかもしれないので、そのあたりのバランスをとりつつ今後とも運営していくつもりです。

ということで慣らしの仕上げに、寺嶋さん主催の福島ツーリングに参加してきました。往復6~700キロぐらいあるので、結構なロングツーリングとなります。

前回のエントリーでだいたいの不具合は認識済みと報告しましたが、長時間走ると普段は気にならないところが気になることもある。今回気になったのはギア抜けの症状。

1速で発進して2速に入れると飛び越えて2.5速に抜けてしまう。もしくは2速になって数秒走ったあと、ちょっと間をおいて2.5に抜けてしまう。こんな感じの症状。

まぁたまに起こるのなら全然問題ないんだけど、修理の終わったTR6C、なぜかこれが頻発する。ロンツーだとこれがまたものすごいストレスに。

このバイクのクランクケース、結局70年のケースが入手できずに72年のケースを使ったのですが、70年と72年ではミッションのセレクターカムプレートの形状と、そのカムプレートが回りすぎたり戻ったりしないように押さえつけるバネの構造が全然違う。

70年までは、普通のコイルばねを内蔵したインデックスプランジャーでカムプレートを押さえつけてるんだけど、72年では単なる板バネを2枚重ねにして直接カムプレートを押さえつける構造に変更されている。

おそらく単にコストダウンを狙った仕様変更だと思うんだけど、特に作動が優秀というわけでもなく、逆にトラブルも多かったのでしょうか、この板バネ方式は1~2年で消えて、何事もなかったようにまたプランジャー方式に戻ったそうです(根田談)。

福島からの帰り道はずっとこの問題について考えながら走っていたのですが、いま自分で思いつく対応策はふたつ。

ひとつは板バネの角度をキツくして、より強くカムプレートに当たるようにする。もうひとつは板バネの枚数を増やして、より強くカムプレートに当たるようにする。いまのところ、これぐらいしか自分では思いつきません。

たぶんどちらの方式でも微妙にバネとプレートとの当たり面の位置がズレるはず。それがさらなる問題を呼ぶことになるかは、実際やってみないとわかりません。

ということで、この問題もキチンと解決したいと思っているので、近いうちに作業の結果報告をします。
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by motorshack | 2013-06-04 14:31 | TR6C日記

慣らし運転中

修理完了後、現在走行距離約500Km。

初めてエンジンをかけてから、トリニティーの近所のガソリンスタンドまで行って帰って、まず一発目のオイル交換。そこから500Km走って2度目のオイル交換。ついでに腰上の増し締めとタペット調整をしたところ。

乗ってみて初めてわかる不具合は、おおむね認識済み(だと思う)。抜本的な解決策で対応した不具合もあれば、とりあえず的な処置で様子見している不具合もあるけど、どれも多少金と時間をかけるなり、本腰上げれば完全解決可能っぽい小さな問題なんで、今はまだ「ま、いっか」という感じ。

例の過充電は、手持ちの古いツェナーダイオードから比較的電圧制御のテスター計測値が優秀な個体を使用することと、昼間でもなるべくライトオンで走ることで対応してる。この状態がバッテリーの寿命にどう影響するかは、もっと長い時間乗り続けてみないとわからない。

基本的に毎日の足代わりに使っているんだけど、先日は池田さん主催の宇宙大戦争に参加、帰り道に軽く舗装林道の峠道や、高速道路も走ってみた。

ちょっと心配だったタイヤの選択も、走ってて全然嫌な感じがなく、いつものTRIALS UNIVERSALだった。車重が重いので空気圧はB40よりちょっと高めに設定したけど、思ったより違和感もなく踏んばってくれて全然イケる感じ。もちろんタイヤは個人の好みで左右されるし、ブロックのたわみや粘っこさを、単なる腰砕けと感じる人もいるかもしれないので、あくまで僕の主観と思ってください。

ということで機械の慣らしは当然やってるんだけど、案外重要なのが人間、つまり僕の慣らし。

ほぼ1年ぶりに乗るんで、こっちはもうちょっと時間かかるかな。この件に関しては、慣らしが終わったころに、また別のエントリーを立てる予定。
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by motorshack | 2013-05-15 17:08 | TR6C日記

【速報】エントリー訂正のお知らせ

先ほどバッテリー付近から甘酸っぱい匂いが立ちこめていたため、あわててテスターで電圧を計測してみたところ、アイドリングで17Vオーバーという自己ベストに近い数字をたたき出しておりました。このまま過充電ワールドレコードに挑みたいぐらいです。

ちなみにわたくし何もいじっておりません。ああ、これでまた迷宮に……。
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by motorshack | 2013-05-02 22:14 | TR6C日記

Headlamp Bracket

通勤、買い物と、普段使いをしながら慣らし運転中。

気になるようなオイル漏れもなく、おかげさまでエンジンはすこぶる好調。

修理前からずっと悩まされていた過充電もなぜか直った。でもこれにはちょっと思い当たるフシがある。

ライトブラケットを新品に交換したら、なぜか灯火周りが全滅。1分ほど悩んだのち、アース不良と気が付く。

以前は横着して自家塗装ブラケットからヘッドランプシェルのアースをとっていたんだけど、さすが熊本から取り寄せた最強ブラケット。そんな横着は出来ないほどの塗装品質である。

ということで、灯火周りのアースをちゃんとボディからとった専用アース線にとりまとめた。おそらくこれが原因でステアリング周りの電気の流れが変化し、ステムに装着されているツェナーダイオードが本来の性能を発揮するようになったんじゃないだろうか? 本当のところはよくわかりませんが。
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by motorshack | 2013-05-02 17:41 | TR6C日記

修理完了

つけなきゃ走らないパーツはぜんぶつけた。ということで、とりあえず修理完了。

トリニティーからガソリンスタンドに寄って家に帰ってきただけなんで、まだ全然走ってないんだけど、初期トラブルはいまのところ無し。

今回、圧縮比を7:1から9:1に上げて、キャブは932から930に落としたんだけど、かなりアイドリングを低くしても粘ってくれてる。スローもキッチリ出た。

凹んだタンクの板金塗装もうまくいって、痛々しかった外装もだいぶ復活した。
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まぁ、慣らしが終わるまではあんまり回せないし、いまの段階ではなんとも言えないんだけどね。しばらくはノンビリ乗りながら様子を見てみます。

今回だけはさすがにもう駄目かと思ったけど、校長をはじめ、根田さん、奈良さん、トラヴィスの栗崎さん、トリニティーの仲間たち、みんなの協力や励ましがあったから、修理完了までたどりつけたと思ってます。本当にありがとうございました!
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by motorshack | 2013-05-01 08:25 | TR6C日記

作業進捗報告その8

タイヤ交換中。
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後輪ロックの影響でタイヤとチェーンの交換は最初からする予定だったんだけど、ついでにタイヤの銘柄をK70からTRIALS UNIVERSALに変更してみる。B40に装着したら思いのほか良かったんでトラでもいけるかなぁと。でもB40とくらべると車重が全然違うし、走って駄目そうだったらまたK70に戻します。

写真はTrinity School Blogより拝借。
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by motorshack | 2013-04-28 01:58 | TR6C日記